薬を撒かずに巣ごと根絶する!というのがベイト工法。ベイトというのは餌という意味です。つまり、餌を食べさせて駆除を行う工法のことなんです。
同じような害虫退治ではコキブリで利用していますよね。シロアリの殆どが地中に巣を造り、そこから、あちこちへ餌を探しに出かけ、餌となる木材部分を食べて、仲間が待つ巣へとせっせと餌を巣に持ち帰るという習性を利用して、脱皮を阻害する薬剤を混ぜた餌を食べさせることで、巣全体を根絶するという画期的な予防システム!
その流れは、まず家の周りにステーションと呼ばれる容器を設置します。ステーションの中には餌木が入っていて、あとは、このステーションの中にシロアリが入っているかどうかを、定期的に確認(モニタリング)。
シロアリがいたら、その種類や動きを確認してベイト材を投与(ベイティング)してしまいます。ベイト剤の消費量を見ながら補充、点検をしていき、ステーション内の状況で進行度合から、消滅の判断を下していくとか。駆除後は通常のモニタリングに戻ります。
薬剤を使うケミカル工法と比べると若干コストが高いベイト工法。また、即効性には欠けることもデメリットと言えます。
ただ、時間をかけて巣そのものを根絶させるということは、確実に家からいなくなるということ!そう考えるとメリットになりますね。
また、屋内に薬剤が撒かれるわけではないので、安全面では文句なしです。薬剤アレルギー(シックハウス症候群)や臭気に過敏な方、赤ちゃんや寝たきりのお年寄り、ペットがいる家庭には最適な防除システムです。