名前は「アリ」でも、形態や生活様式がアリに似ていることからそう呼ばれているだけです。
アリとの違いは、触覚部分でいうと、アリは「く」の字形、シロアリはくさり状でまっすぐ。 胴体は、アリはウエストが細くてスマートで、シロアリはずん胴。羽は、アリの前羽は大きくて後ろは小さいのに比べて、シロアリは前後の羽の大きさは同じという違いがあります。
なんとシロアリは、分類的にはゴキブリやカマキリの仲間なんだそうです!
そして、約3万種類の昆虫の中で木材を栄養にしている唯一の昆虫なんですって。
世界中で発見されているのは約2000種類!そのうち日本で生息しているのは約20種類。
建物に被害を及ぼす代表的なものはイエシロアリとヤマトシロアリの2種類だけです。種類は2種でも、巣を作られると、イエシロアリだと100万匹、ヤマトシロアリは1~3万匹の数を成すとか・・・
巣には、産卵を仕事とする女王アリが、10~15年の寿命の間、卵を産み続け、約3年で5~10万匹の集団を作っていくんだそうです。その下に兵隊アリ、羽アリ、働きアリと続き、この働きアリが家の柱等の木材を食べ被害を与えていくらしいです。そして、この働きアリは、巣全体の約95%以上もいるそうです!
主食は木材で特にマツやトガ材を好むようですが、ヒノキや庭の立ち木も食い荒らし、コンクリートや新建材にも蟻道を作るために穴をあけるので、鉄筋コンクリートの住宅でも侵入してくるとか!何で出来ていようと、住宅そのものがおいしい食べ物ということなんですね。